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10センチ■の杉の角材をボルトジョイント。 天板下に見える割れのような溝は、「背割れ」という加工です。
杉材のような針葉樹は、水分を多く含んでいます。 伐採後から徐々に環境の湿度に合わせ、長い時間をかけて水分が抜けてゆきます。材木が含んでいる水分(含水率といいます)が急激に抜けて行くと、材木の表面にひび割れが生じます。
このひび割れを最小限に抑えるために、あらかじめ、大きな割れ「背割れ」を入れ、材木の水分が抜けた時の形状の変化の逃げをもたせています。
たまには、こんな真面目な解説もしますので、コメントお待ちしてます。 おしまい
(製作:工藤) 特注家具 間中木工所
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