fc2ブログ

家具職人 blog

東京墨田区  特注家具 間中木工所の職人ブログです。主にお客様への進行状況のご連絡、完成写真や日々の写真をおつたえしてゆきます。
会議テーブル取り付け設置完了です。
 本日 浜松町某オフィスビル  会議テーブル設置完了しました。

DSCN2904_R.jpg
4000 × 1200 × 730H  2分割式で搬入、 現場でジョイントボルトで繋ぎ合わせました。

DSCN2909_R.jpg
天板厚は40ミリ。 20ミリ幅の無垢材(アルダー)を接着。  R形状(20045R)で緩やかなカーブになっています。

DSCN2910_R.jpg
DSCN2912_R.jpg

DSCN2905_R.jpg
 家具のくの字パネルの内部に配線を立ち上げ、天板面に引っ張りあげています。

(製作:けんじ  塗装:中田)
スポンサーサイト



コメント有難うございます。
 上柳様。コメントの返事が遅くなりました。ごめんなさい。  
DSCN2738_R.jpg
すごい!!さすがですね~感激です!!  天板の裏のシールに 「maruni」 と明記されていました。
私も知識不足でどこの家具屋さんで作ったものかサッパリわかりませんでした。
塗装は「ウレタン塗装」 とシールに明記されていましたよ。

DSCN2847_R.jpg
天板面の状態は最悪でした。 ヤカンを上に直に乗っけたりしていたそうです。 
お子様が3人いらっしゃるのでヒビ割れた場所を子供たちがホジホジしてさらに大きくなってしまったそうです。  

アイカのサンプル帳をお渡しし、数多くのサンプルの中からこの艶ありメラミンをチョイスされました。

加工は非常に手間のかかるものでした。はじめは、R形状がシンプルな半円形だと思っていたのですが、3種類ほどRが変わるカーブだったので、コンピュータ入力に大変手こずりました。。

もう一点、  段 段 段と 面落ちしている為、接着後、はみ出したメラミンを削り合わせるのにとても時間がかかりました。  キワカンナを歯がボロボロを覚悟で削ってゆき、ペーパーで仕上げました。

我ながらなのですが、限りなく新品に生まれ変わり、自信満々で納品したのを覚えています。

お客様のメラミンのチョイスも素晴らしかったのですよ。

上柳さん勝手に宣伝させてください。。

上柳製作所 この天板についてコメントくださいました。  
クラシック調の椅子の販売、修理をフランスの伝統的な技法で製作されている職人さんです。
フロンティアすみだ塾
 21日土曜日は「フロンティアすみだ塾」の日。
 
「フロンティアすみだ塾」とは塾生を墨田区の中小企業の若手後継者に絞った異業種セミナーです。毎回、違う講師の先生を向かえ、塾生11人プラスOB,OGの皆様と共に墨田区役所で講義を受けます。    

 建築、メリヤス、プラスチック、土木、金属、食品、様々な業種の同世代の仲間と悩みや喜びを分かち合える  私にとって登山の次に安らぎの場です。  

DSCN2879_R.jpg
懇親会の様子。  この日は同じ墨田区で半世紀以上にわたりTシャツを製造しているカリスマ社長
久米信行社長の講義でした。  久米社長は「ブログ道」なるベストセラーも著されており、 改めて、ネットやブログの活用術を講義いただきました。

懇親会では付きっ切りで私にお話していただき、思わずウルウルと目が熱くなったことを覚えています。

このように 温かい仲間、先輩、墨田区役所の職員の方々に支えられ、「明日もいい家具つくるか~!!」っていうパワーをもらっています。  感謝です!   
久米繊維工業株式会社
久米社長ブログ「縁尋奇妙日記」
ブログ道
東京スカイツリーの作り方 1
シリーズ「東京スカイツリーの作り方」 本日オープンです!約3年後の2011年12月の竣工まで1ヶ月に一度画像を交えお伝えしてゆきます。  スカイツリーは 弊社工場から車で5分ほどの 墨田区押上 という場所に建設中の電波塔です。
DSCN2832_R.jpg
DSCN2833_R.jpg
突如現れたケーキ型をした物体。 タワーの土台部分なのでしょうか? 東京タワーの約2倍610.58メートル。この高さを考えるとややコジンマリとしています。
DSCN2835_R.jpg

この日はヤフーニュースで出た翌日とあって、カメラマンの姿も目立ちました。
DSCN2828_R.jpg
東京スカイツリー(とうきょうスカイツリー、Tokyo Sky Tree)とは東京都墨田区押上に建設中の電波塔である。高さ610.58mは、2011年完成時点で鉄塔としては広州タワー(建設中)を上回る世界1位、建築物としてはブルジュ・ドバイ(建設中)に次いで世界2位となる予定。
 事業主体は、東武鉄道が出資する「東武タワースカイツリー株式会社」。2008年7月14日に着工し、2011年12月竣工の予定。

勉強不足です。 第2回をお楽しみに。
山田邸 修理完了
 山田邸 テーブル修理完了です。 山田さん!明日17日は偶然、大安吉日ですよ 
 ちなみに本日は仏滅です。  大切に使ってください
DSCN2836_R.jpg

塗装担当は中田。  家具塗装歴40年のベテランです。
DSCN2837_R.jpg


DSCN2847_R.jpg
天板の色にあわせ、元の色よりやや明るめに着色しています。  
DSCN2846_R.jpg
約1週間ブログを閲覧いただき有難うございました。  製作:けんじ 塗装:中田
山田邸 テーブルその2
山田邸 修理2日目。 メラミン化粧板を天板の分割サイズにカットしています。(AM8:00)

DSCN2787_R.jpg
NCルータ にて天板R形状に切削→天板への接着。
DSCN2796_R.jpg

DSCN2797_R.jpg

DSCN2798_R.jpg

DSCN2799_R.jpg

DSCN2795_R.jpg
心苦しいのですが、もともとの天板面にわざと傷をつけています。 サンダーをあてた天板のままだと、ツルツルすぎてしまい、接着剤の密着が良くない為。 
DSCN2800_R.jpg
DSCN2802_R.jpg


DSCN2804_R.jpg

明日より塗装工程に入ります。  山田さん納品は月曜日午後になりそうです。  今しばらくお待ちを!
山田邸 愛着テーブル
山田邸テーブル修理
 お客様が25年近く愛用しているテーブルの修理です。 

DSCN2737_R.jpg

DSCN2738_R.jpg
表材は カリン材を使用   天然木にウレタン塗装をしているのですが、経年劣化により、ヒビ割れがおきてカリンの下地の芯材のベニヤが見えてしまっている状態。  よって、塗装の塗り替えは不可能と判断し、上からメラミン化粧板の接着をします。  
メラミン化粧板ってなあに?ここをクリック
アイカ工業メラミンサンプルページ

このテーブルにはチョットしたカラクリが!
①天板を両サイドに引っ張る
DSCN2744_R.jpg

DSCN2745_R.jpg
②内部の小天板が登場
DSCN2747_R.jpg
③クルリンパ。  長さ 1400→1900ミリに大変身。 内部のクルリン金物(勝手に名づけました。)も大変よく出来ていて、小さいタイヤを滑らせることでスムースな動きで天板を収納、することが出来ます。 
DSCN2751_R.jpg
さて、 本日お預かり1日目。  13:00の作業状況。  ビビ割れた凸凹をフラットにするため、サンダーをあてる作業。 

DSCN2781_R.jpg
表面のサンダー作業に1時間。 続いてはエッジのペーパー工程。  エッジ部分はわずかにR状になっているので、このRをストレートに削っています。 電動サンダーですと、エッジ部分は 綺麗なストレートに削れない為、手作業での工程。
DSCN2777_R.jpg

DSCN2779_R.jpg
ヒビ割れ部分の最も傷が深いところにはパテ処理を施しました。 パテは砂パテを使用。水で溶いてペースト状し、貼付します。 私たちが暮らしている部屋の壁紙を張る際、壁紙屋さんが壁の下地の凹凸をなくす為に使用するものと同じです。

 明日はメラミンを天板の形状(楕円形)にNCルータで切削し、 接着材を貼付した後、メラミンの貼り付け作業をします。  その後、 塗装工程に入ります。  
尚、弊社では材料における全てをエコ対応品を使用しています。  (製作:けんじ)
 使用している接着剤について
山ブログ
息抜き山ブログ。  
先週末は日光雲竜渓谷へアイスクライミング~!
1202816764[1]
去年の写真。

DSCN2708_R.jpg
先週末の同じ場所の写真。 氷の裏側に凍らない滝がチョロチョロと流れている状態。。。 危なくて登れる状態ではない~のでした。
1202816770[1]_R
去年
1202816783[1]_R
 こんな姿を想像していたのですが。。。。
DSCN2720_R.jpg
ションボリ中   
DSCN2712_R.jpg
東北道3時間 山道2時間かけて たどり着いたのですが、結局チョンチョンと凍りを突き刺してアイスクライミングの真似事をして帰宅の途につきました。 とほほ

 過去山ブログ↓
三つ峠 の巻
谷川岳 の巻
中央アルプス の巻
菅谷邸 取り付け完了
菅谷邸 取り付け完了。  携帯カメラなので画像の乱れはお許しくださいませ。
F1000004_R.jpg


F1000003_R.jpg

F1000001_R.jpg
菅谷邸 明日完成予定
菅谷邸 クローゼット 明日完成予定です。 ベテラン工藤とけんじ 竹内 の3人が製作させてもらいました。

DSCN2673_R.jpg
↑土曜日の画像。 作業内容は折戸レールの取り付け、棚板類の取り付けです。 
DSCN2692_R.jpg
↑昨日 月曜日の作業状況。 折扉の加工、取り付け作業。
DSCN2681_R.jpg
↑同時進行で引き出しの製作。 引き出しの構造は木だぼ構造です。 

 木だぼ構造ってなあに? ↓
http://mokkoubg.blog27.fc2.com/?q=%A5%C0%A5%DC%B9%BD%C2%A4

DSCN2682_R.jpg

DSCN2694_R.jpg
↓引き出しレールの取り付け状況。 本日15時30分頃。  
DSCN2696_R.jpg
↑各引き出しの3センチの隙間が取手となり、引き出すことが出来ます。

明日の作業内容は、 目地材の製作→箱の解体→部材のクリーニング→梱包作業で納品日(木曜日)を待ちます。      


  目地材ってなあに?  →  特注家具の場合お客様のお部屋の壁から壁まで  床から天井まで隙間無く製作します。壁際、天井際に入れる隙間埋め材のことです。
 例えば、ワイド2000ミリ(2メートル)の壁面収納を左壁から右壁までいっぱいに製作する場合、 家具本体は1960ミリで製作し、壁との隙間を左右それぞれ20ミリずつ材木現場で削り合わせ、埋め込むのです。 もちろん目地材は扉の表面と同じ材料を使用します。  

 住宅の床や壁は水平、直角に見えますが、多少曲がっていたり、歪んでいるものです。それらの曲がりを目地材を現場で削り合わせ、住宅に合わせ取り付けしています。
そして、取り付けのスタートは必ずレーザー測定器で床の水平レベルを測定し、水平でない場合、削り合わせるなどして、巾木(家具の靴のようなもの)を設置します。
↓現場のレーザー取り付け状況です。 
http://mokkoubg.blog27.fc2.com/?q=%C0%DF%C3%D6%C1%B0
Designed by aykm.