



↑この紐の結わき方は 竹春 さんに結んでいただきました。はじめは簡単に結わけるだろうと考えていましたが、何種類も結わき方があるようで、とても奥が深い!! そして難しい!
当初、図面のようにシンプルに紐をクロスだけで完成させたのですが、何か全体がしまらない印象を受け、竹春さんに相談したところ、このような結び方が一般的で、より美しいというアドバイスをいただきました。

帰り際に「竹は室内にあると割れが入ってくるよ」 という気になることも言っていました。側面、正面のようにはじめから半分に割っている竹は問題ないのですが、背面の竹は割れてくる恐れがあるそうです。 それは、特に冬場は暖房のせいで、昼夜の温度差が激しく、竹の筒内の空気が膨張したり、圧縮したりを繰り返し、割れがスパッと入るそうです。上部だけでも2φ程度の孔を空ければ割れても目立たないのではないかと思っています。本当は各筒の目立たない場所に孔を空けたいのですが。。。。お客様には天然の素材ということで、ご理解いただけないでしょうか?
現在天板の磨き工程に入っています。金曜日には天板を取り付けた写真をアップできると思います。 (設計 : CREW DESIGN ACT さん)(製作:けんじ)
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