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家具職人 blog

東京墨田区  特注家具 間中木工所の職人ブログです。主にお客様への進行状況のご連絡、完成写真や日々の写真をおつたえしてゆきます。
yama yama
日曜日 山梨県の三つ峠にアイスクライミングに行ってきました。 

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登山道から 2時間くらい登ると千段の滝に到着。例年より雪深く、膝上位まで雪に埋もれながらたどり着きました。
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支点となるロープをセッティングした後、登り始めました。 

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 本日デビューの新調したバイル。グイグイ刺さります。 
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メープルテーブル その2
 昨日、今日とひたすら 製材。 木取りだした材料をおおよその長さに切り、厚み、巾を削りました。  

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写真は手押しカンナ盤です。   

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このように下面に回転する4枚の刃物がついています。 この機械はねじれている材料を真っ直ぐに、直角に削りだすものです。  
竹カウンター完成 
竹カウンター 天板取り付け完成しました。  来週月曜日の納品を待ちます。
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     設計 : クルーデザインさん  製作 : けんじ
メープルテーブル 34台 製作開始
 メープル(楓)のテーブル製作開始しました。 1100■*720H→22台 1500*900*720H→12台 合計34台。  天板はメラミン。周囲に巾50ミリのメープル材を45度で接着。カマボコR型に面を取ります。  脚は70■。 今朝木取りしたところ、ヒビや節が多いので材木屋さんに返品、交換してもらう予定。  

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写真は幕板の材料を昇降盤で割いているところ。 幕板だけで136枚、脚 136本。 一人ではとても終わらないのですが、誰も手伝ってくれません。。。。  
明日は手押し鉋盤という機械で今日木取ったいたの直角を削りだします。 その後、自動鉋盤という機械で厚みを削り、正寸になります。   
竹カウンター 下台完成。
 竹カウンターの下台が完成しました。 先週アップした墨田区本所の 「竹春」 さんに竹の性質や産地、紐のカッコよい結わき方など多くのことを教わりました。 忙しいなかご丁寧に指導いただきました。

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 ↑この紐の結わき方は 竹春 さんに結んでいただきました。はじめは簡単に結わけるだろうと考えていましたが、何種類も結わき方があるようで、とても奥が深い!! そして難しい!
当初、図面のようにシンプルに紐をクロスだけで完成させたのですが、何か全体がしまらない印象を受け、竹春さんに相談したところ、このような結び方が一般的で、より美しいというアドバイスをいただきました。 

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 帰り際に「竹は室内にあると割れが入ってくるよ」 という気になることも言っていました。側面、正面のようにはじめから半分に割っている竹は問題ないのですが、背面の竹は割れてくる恐れがあるそうです。 それは、特に冬場は暖房のせいで、昼夜の温度差が激しく、竹の筒内の空気が膨張したり、圧縮したりを繰り返し、割れがスパッと入るそうです。上部だけでも2φ程度の孔を空ければ割れても目立たないのではないかと思っています。本当は各筒の目立たない場所に孔を空けたいのですが。。。。お客様には天然の素材ということで、ご理解いただけないでしょうか?   

 現在天板の磨き工程に入っています。金曜日には天板を取り付けた写真をアップできると思います。              (設計 : CREW DESIGN ACT さん)(製作:けんじ)
 朝早く、竹春さんに虎竹を仕入れに行きました。

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倉庫にはずらりと数十種類の竹。。 

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いただいた 太さ7分竹です。 長さは2m。 おおよそ50本しようします。
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工房に帰り、周囲に取り付ける竹を2分割に割りました。竹を割る作業は思っていたよりも難しくなく、スクレーパーのようなヘラで綺麗に割ることができました。
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分割した虎竹を周囲にビスで取り付ける作業です。 箱の内側よりビスを打ってゆくのですが、この作業に一苦労。。。 ほぼ一日を費やし、ぐるりと取り付け終えました。

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 クルー様店舗カウンター 製作状況
和菓子屋さんのカウンターです。 
天板は黒鏡面塗装。 周囲にトラ竹 という竹を2つ割りにしビスで1本づつ取り付けます。

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天板です。 現在塗装中。 明日より 磨きをかけ、鏡面仕上げに塗装してゆきます。
下地はMDFを使用。


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下台のボックスです。 竹と竹の隙間から下地が見えるので虎竹と同色に塗装しました。DSCN1821.jpg

 右が虎竹。左が黒竹。









 

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